補聴器でテレビの音をしっかりきく方法とは?

補聴器でテレビの音をしっかりきくために

きこえのお悩みは人それぞれですが、実は、「テレビの音がよくきこえない」、「家族のテレビ試聴の音量が大きい」、などというようなテレビ試聴についてのお悩みがもとで当店を訪ねてくださる方が意外と大勢いらっしゃいます。

せっかく補聴器を購入してもきこえ方が変わらない、ということがないよう、補聴器を使ったテレビ試聴の環境や使いこなし方を今一度チェックしてみませんか。

〇専用のアクセサリーを使用する

補聴器を装用してテレビやオーディオを楽しむためには、専用のアクセサリーを使用することがもっともスムーズです。

補聴器は一人ひとりのきこえに合わせて音を作り出す、いわば音のオーダーメイド品です。そして、そんな補聴器と合わせて使用できるよう、テレビの聞き取りを改善することを目的に開発されたオプション機器が各メーカーより発売されています。

テレビの音声を電波で補聴器に届けてくれるため、リアルタイムで高品質なステレオサウンドを楽しむことができます。テレビやオーディオの音を不快な歪みや伝送の遅れがなく体感でき、距離や周りの雑音は関係なくなるので、良い音質でテレビの音声を聞くことができるようになります。

つまり、テレビ本体の音量を上げる必要がないため、音量の大小を気にせずご家族と一緒にテレビ試聴を楽しむことができます。

◆シグニア ストリームラインTV ¥30,800(税込)

https://www.signia.net/ja-jp/chargers-and-accessories/streamline-tv/

◆ワイデックス TV-DEX(テレビデックス) ¥44,000(税込)

https://www.widex.com/ja-jp/hearing-aids/accessories/tv-dex/

〇テレビの音声設定を変更してみる

年齢とともに聴力が下がる加齢性難聴は、高い音からききづらくなります。
テレビから流れてくる人の声は、大抵が「中高音」であり、テレビの音質が重低音を強調した設定になっていると聞き取りがより難しくなります。
こういった場合は、音質設定を変えて高い音を強調するようにするときこえやすくなることがあります。
設定はご試聴のテレビのメーカーによって異なりますが、簡単な作業で音声設定を変更することができますので、まずはリモコンから設定を確認してみるとよいでしょう。

また、音の高さを変えるイコライザーの設定変更が可能であれば、高音を上げて低音を下げることで、より好みに合わせてきこえ方を変化させることができます。
「2K」「4K」「8K」「16K」が高音部分になり、ここを上げるとより高音になります。
「1K」以降を上に上げるのがコツです。

おわりに

専用のアクセサリーを使用するには、実際に使いこなせるか心配になる方もいらっしゃるかと思います。
当店では補聴器の貸し出しと合わせてワイヤレス機器もお試しいただくことができますので、お気軽にお申し付けください。

投稿者プロフィール

髙橋 義和
髙橋 義和
認定補聴器技能者。30年に渡る補聴器メーカー勤務の経験をもとに、『距離も気持ちも近くて安心、信頼できる補聴器専門店』
として、住吉大社のほど近く、粉浜商店街にある補聴器専門店として日々精進しております。趣味はギター、特技は書道。